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ビルドアップ基板への不適合とは?課題と対策・製品を解説

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HAL処理におけるビルドアップ基板への不適合とは?

ビルドアップ基板は、多層化と高密度化を実現する先進的なプリント配線板技術です。HAL(Hot Air Solder Leveling)処理は、表面実装部品のはんだ付け性を向上させるための一般的な後処理ですが、ビルドアップ基板の微細な構造や材料特性との相性が悪く、不具合を引き起こす可能性があります。この不適合は、製品の信頼性低下や製造コスト増加に繋がるため、重要な課題となっています。

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HAL処理におけるビルドアップ基板への不適合

HAL処理におけるビルドアップ基板への不適合とは?

ビルドアップ基板は、多層化と高密度化を実現する先進的なプリント配線板技術です。HAL(Hot Air Solder Leveling)処理は、表面実装部品のはんだ付け性を向上させるための一般的な後処理ですが、ビルドアップ基板の微細な構造や材料特性との相性が悪く、不具合を引き起こす可能性があります。この不適合は、製品の信頼性低下や製造コスト増加に繋がるため、重要な課題となっています。

​課題

微細配線への過剰な熱負荷

HAL処理における高温のハンダフローが、ビルドアップ基板の微細な配線やビアに過剰な熱ストレスを与え、断線やショートを引き起こすリスクがあります。

表面層の剥離・損傷

ビルドアップ基板特有の積層構造や接着層が、HAL処理の熱や物理的な力によって剥離したり損傷したりする可能性があります。

はんだボールの発生とショート

微細なパッドやビアホールへのハンダの付着ムラにより、意図しないハンダボールが発生し、隣接する配線とのショートを引き起こすことがあります。

表面平坦性の低下

ビルドアップ基板の微細な凹凸や、HAL処理によるハンダの偏りが、表面平坦性を低下させ、高密度実装部品のはんだ付け不良の原因となります。

​対策

代替表面処理の採用

HAL処理に代わる、ビルドアップ基板に適した表面処理技術(例:ENIG、OSP、無電解ニッケル/金めっき)を適用することで、熱負荷や物理的な影響を低減します。

プロセス条件の最適化

HAL処理を行う場合でも、温度、時間、風量などのパラメータをビルドアップ基板の特性に合わせて精密に調整し、リスクを最小限に抑えます。

材料選定の見直し

ビルドアップ基板に使用する基材や接着剤の耐熱性・耐薬品性を向上させることで、HAL処理に対する耐性を高めます。

設計段階での配慮

基板設計時に、HAL処理を考慮した配線幅、ビア径、パッド形状などの最適化を行い、後工程での不具合発生を未然に防ぎます。

​対策に役立つ製品例

無電解ニッケル/金めっき薬品

均一なめっき層を形成し、優れたはんだ付け性と耐食性を提供することで、ビルドアップ基板の表面処理に適しています。

有機はんだ付け性保護剤

基板表面を酸化から保護し、はんだ付け性を維持しながら、HAL処理のような高温プロセスを回避できるため、ビルドアップ基板に適しています。

特殊表面処理用添加剤

ビルドアップ基板の微細構造に対応した、平坦性や密着性を向上させる特殊な添加剤を含む表面処理液です。

高耐熱性基材

ビルドアップ基板の製造プロセスや後工程での熱ストレスに耐えうる、高い耐熱性を持つ基材材料です。

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